打合せのこと
依頼先に、
自分たちの要望を十分に理解してもらえるだろうか。
営業や設計の担当者と上手に付き合うためには?

「一所懸命」と「客観的な意見」のバランス

 家を建てる場合に最初に出会うのが営業担当だ。営業担当者は窓口として、設計担当者や工事担当者と、施主の間に立ち、住まいをカタチにしていくコーディネーター的な役割を任っている。営業担当とどう付き合うかが、家づくりの成否を左右する。
 家づくりは人生の一大事。建てる方の意気込みは相当なものだ。しかし、思い入ればかりが先行してもうまくはいかない。第三者の客観的な意見も大切だ。営業担当にはまさにそんな役割を期待したい。一所懸命に取り組んでくれ、しかも客観的な情報源としても機能してくれる。そんな営業担当なら安心だ。
 また「若い営業担当は不安だ」という人もいるだろう。しかし、若い人だからこそ、人一倍頑張ってくれることもある。調べごとを依頼したときに誠実に応じてくれるかどうかも一つの判断材料だ。

 

要望を具体的に伝え、打合せ記録で後々のトラブルを防止

 プランを依頼する段階になると、設計担当者ともやりとりをすることになる。設計は、要望をできるだけ具体的に伝えて欲しいという。しかし、打合せの場で具体的な要望を「さあ出して」と言われてもなかなか出なかったりするもの。だから、毎日の暮らしの中で思いついた、ああしたい、こうしたいは、そのつどノートに書き留めておくといい。また、イメージを伝えたい場合は、住宅情報誌などから切り抜いた写真を添えたりするとうまく伝わるだろう。なお、打合せは家族全員で参加するか、事前にまとめておくといい。特に二世帯などの場合、家ができてから「こんなはずでは」となるケースも少なくないからだ。
 要望がまとめにくいとか、漠然としていると感じても、まずは伝えられるだけのことを伝えてみよう。それに対して設計担当者から出てくる疑問にきちんと答えていけば、自然に過多血になってくるはずだ。また、後から「言った、言わない」のトラブルを防ぐためには毎回の打合せ内容を記録に残したい。
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